3本目はインビジブルゲスト
どうして死体消えジャンルの映画にはダメな大人ばかり出てくるのか。死体が消える映画を立て続けに観たら、何かつかめてきたような気がします。
不倫をすれば死体が消える。大事なことなので2回言います。不倫をすれば死体が消える。どうやら間違いないですね。あと、金持ちほどよく消える傾向にあります。本作は、この王道から少しだけ外れてるかな。
デフォ1点+以下それぞれ1点で
①趣向=0.0
密室殺人。見た目は子供、頭脳は大人を彷彿とさせるトリック。でもね、死体が見つかってから消えるという過程にあるロマンが、サスペンスが…orz
②背景=1.0
オリオルパウロさん、ロストボディの監督・脚本の人ですね。で本作は脚本のみ。ロストアイズっていう映画の脚本も書いてるようです。見えてるのに見えないような演技ってちょっと見てみたい。ボーイミッシング、コード60という映画の脚本も書いていますが、こちらはあんまり評価は高くないようです。また、ホセコロナドはロストボディにも出てましたね。雰囲気違うのでびっくりした。スペイン版アカデミー賞のゴヤ賞で主演男優賞を受賞したことのある実力派。一方、オリオルパウロさんはゴヤで脚本賞をとったことないんですね。なんでだろ?ロストボディ、面白かったのに。今後またきっと面白い脚本を書いてくれることでしょう。
オリオルパウロ、覚えたぞ…
③意外性=1.0
意外性十分。
私も気づきました。
でも、もしかして気付かされたのかも…
④美しさ=0.0
だって死体が…
全体を通して
鹿かわいい+0.1
音楽がいい+0.1
この二転三転する感じ+0.3
結末にうなずく+0.3
これも面白かったです。