まり

インビジブル・ゲスト 悪魔の証明のまりのレビュー・感想・評価

4.1
●基本は2人の会話劇(+再現ドラマ)
●裁判に向けて弁論を準備する数時間
●隠し事をする依頼人
●脚本・監督が「ロスト・ボディ」のオリオル・パウロなので見た

「悪魔の証明」は「証明することが非常に困難なものごと」を表す比喩表現だそうです。


愛人の殺人容疑をかけられている青年実事業家が、会社の弁護士が紹介してくれた敏腕ベテラン女性弁護士と、弁論の準備のため会う。

男の証言で再現映像が始まるので、普通に善意の人の正直な証言(事実)と思って見てたら、ちょこちょこ弁護士を試すために嘘を混ぜてたりするので、弁護士と一緒に一緒に「これは本当か?」と考えながら聴いているかんじ。

ヒントが多かったので大きい謎は終盤で解けると思う。でも面白かった。ナイス脚本。

「ロスト・ボディ」の刑事役ホセ・コロナドが登場なのも楽しいので、ぜひ「ロスト・ボディ」から連続で見てほしい。
まり

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