あの落ちに到る状況及び心理描写が不十分
「えーっ、そうなるの!?」という予想外の行動にショックというより呆れ果てたのが正直な気持ち。・・ったく、シュワルツェネッガーもすぐ拳銃武装する方もどっちもどっちという感じで何ら感情移入できず。
実話ベースということでもどれほど脚色しているか知りようがないが、旅客機衝突場面もなく、ニュースで大々的に報道したという場面もなく、本当に未曽有の大事故が起きたという臨場感が欠落してしまったのは最大の痛恨点。
被害者・業務における直接の事故原因者・航空会社関係者の人間描写が通り一遍で表層的。
だから冒頭に記した落ちの件がまるで納得できなかったという流れ。
ラスト、事故原因者の息子が一線を越えなかったのだけが救い。(脚色かもしれないが)
1.5の一つ星
012011