Nemuiman

カメラになった男 写真家 中平卓馬のNemuimanのレビュー・感想・評価

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中平卓馬って泳げるんだとか、猫背なんだとか、面白い被写体が撮れると二、三度跳ね上がるようにして喜ぶんだとか。
一人の人間を見つめ続ける時に、時折映り込むどうしようもなく個人的な瞬間。
そういったありふれ過ぎていることをちゃんと輝く瞬間として収め続けている。
91分という尺は、一人の人間を知るには短すぎるけれども、一人の人間を好きになるには十分すぎる時間。
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