このレビューはネタバレを含みます
感情・心理描写としていきなり画面が切り替わりモダンダンス、ミュージカル的な要素が度々入るのですが、物語のキャストに感情移入したくても そうした外から見せられる構図になってしまうため、あっけなさや軽さを感じてしまい個人的に合わなかったです。
またキャストとして堺さんが起用されておりましたが、(特段嫌いなわけではないが というより単体ではむしろ好きな方ですが)映画のしんみりした雰囲気にあっては 少し表情がうるさ過ぎる様に感じました。
全体的に 伝えたいことはこれかな?これかな?といくつか浮かぶのですが、深く踏み込みきれておらず 欲張った題材をふわりと上辺だけなぞっただけに終わっているような感じがして残念でした。