Tai

北の桜守のTaiのネタバレレビュー・内容・結末

北の桜守(2018年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

安定の俳優陣で見応えある作品…か?

全ての年を吉永小百合さんひとりで演じ切ったのは驚きでした。
「ハウルの動く城」でヒロインの少女から老婆までを演じ切った倍賞千恵子にも当時は衝撃を受けましたが、実写でやり切ったのは凄い。
現代だったら無理があったかもですが、あの時代ならむしろアリかなと思いました。

しかし、演出が…
ちょっとついていけず、堺雅人のなんとも言えない表情をしながら観続けることしかできませんでした。

決してつまらない作品ではなかったのですが、ちょっと攻めた演出に完全に置いていかれてしまいました。
もう少しお父さんの話も詳しく知りたかったかなー。
ラストもあの一家の辿り着いた先としてどうなのかなー。

かなり期待していたので、色々モヤっとしました。
許容できない自分のレベルがまだまだなのか。
もう数年したら、また観てみたいと思います。
Tai

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