この映画の何が特徴的なのかとか私によく分からないけど、何だか良かった。
現実そのもので、特に大きな事は起こらず現実に有り得る程度。
インパクトのあるストーリーも大きな感動もないけど、これが現実だなぁ、リアルな若者像だなぁとしみじみ思う。
ザ・現実をここまで違和感なく描いているのが1番の特徴と言えるのかな。
キャスト、ロケ地、小物、脚本、BGMなど全ての水準が高くまとまってるからこそ成り立ってる。
そして画がきれい。うっとりする様な光が差し込むシーンがあるけど、日常にたまに訪れる美しい瞬間的なバランスが良い。
ひとつ、キャスト達、基本的な演出が自然で違和感なかったからこそ、主要キャスト達の背景に写るエキストラの違和感を感じるシーンがいくつか。
日本映画のクラブシーンはいつも違和感があり、監督、クラブ行ったことないでしょと。大抵一気に冷めちゃうけど、今作のクラブシーンはリアルな臨場感と違和感があんまりなくて良かった、エキストラを除いたら、、！
