平熱

きみの鳥はうたえるの平熱のレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
4.3
心地の良いモラトリアムがずっと続いたらいいのに、いやだいやだおわらないで、なんにも悪いことしてないんだから楽しいままでいさせてよ。だけど刹那のきらきらを、ただ眺めて空気のようにすり抜けて漂っていても、未来はなにも約束はされていなくて、限りなく永遠に近づけたいのであれば、しっかり見つめて決断して言葉にしなくちゃいけない。絶対なんてないけど、限りなく確かなものにする術。自己責任のわがまま、こわいけど、自分で時間をすすめなきゃいけない
捕まえられないきらきらを、閉じ込めてある映画があってうれしい気持ち。万華鏡みたいに、すぐにそこにアクセスできて、すぐに現実に戻れる距離

わたしは、夜明けのほの明るい青い闇のことがとくべつ大好き

主演の御三方がずっと最高だった
平熱

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