もう夏

大人のためのグリム童話 手をなくした少女のもう夏のレビュー・感想・評価

1.9
日曜日の夜8時、ベッドに寝そべって鑑賞
ていうか時間の感覚がバグりすぎて今深夜なのか、明け方なのか本気で分からなくなっちゃったのなかなかない経験で凄いテンション上がった👏👏👏!!!正解は午後8時でした

グリム童話「手なしむすめ」を新解釈で描く、フランス発の長編アニメーション
監督がひとりで描き上げた本作は、独自の作画技法「クリプトキノグラフィー」による斬新な描画が最大の見どころ。残酷な物語とマッチする美しい表現に引き込まれる。
少女は両親と共に、水車小屋で貧しい生活を送っていた。ある日父親の元に悪魔が現れ、彼によって悪魔に差し出された少女は両腕を失ってしまう。家を出て放浪していた少女は不思議な精霊に守られ、ある国の王子から求愛を受けるものの、再び悪魔が現れ…。

おもしろかった☺️☺️👏
ストーリーはもう手なし娘そのまんまかな!
絵のタッチというか演出がとても独特で、内面を反映させた感覚的な色彩が素晴らしくセンスが良くてこの世界観に見入ってしまう 「魂の居所」みたいなのを反映させている影?みたいなのがすごいよね😳!
あとは尺が80分弱あるだけあって細かい演出というか、童話を読んだ時にはイメージのつかなかった「手なし」としての苦労なども映像化されていてリアルでよかった👏
ラストは……どうなんだ……やはりメタファーなのか、それとも体に囚われず何処でもない場所へ3人一緒に旅立ったのか……

手の骨ヒョイパク

「これが私たちの家よ ここは安全」

「お前にはどうしたって手が出せん、もう懲り懲りだ
さらばだ
悪魔の手には負えん……」
もう夏

もう夏