大人のためのグリム童話 手をなくした少女に投稿された感想・評価 - 24ページ目

『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』に投稿された感想・評価

ほっこ

ほっこの感想・評価

3.9

一本筆でなぞったようなシンプルな技法に驚き!!
キャラクターの感情に合わせて色の濃淡を変化させ、さらに音楽できちんと表現しているから、無理なく想像力を掻き立てられる。

物語はグリム童話と言うだけあ…

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せーじ

せーじの感想・評価

4.3

渋谷ユーロスペースで鑑賞。
150席ほどの劇場に、6割ほどの人出。
20代~50代くらいの映画ファンが集まる感じだろうか。

なんといっても監督自身がひとりで描きあげた作画によって構築されている世界…

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honobon

honobonの感想・評価

3.7

一コマ一コマが動く絵コンテのような本当に独特な動きの表現で頭の中で補完することに疲れてしまった…か(バタン。

ともあれ、トレーラーを見て一本釣りしてよかったと思える映像体験だった。
落ち着いたとき…

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moimoi

moimoiの感想・評価

5.0

全編が手描きのアニメーションだからこそ生み出せる〝間〟の美しさが素晴らしかった。
自分を見失った父の顔、悪魔から見えなくなる少女の姿、逃亡する母子、そしてあの詩的なラストシーン。
ときに繊細に、とき…

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も

もの感想・評価

4.0

フレデリック・バックの『木を植えた男』『クラック!』を彷彿とさせる自由なカメラワークと筆致。絵筆の跡の生々しさが躍動感を増幅させ、少女の動きに眼が釘付けになる。
ローデンバック監督は心臓がない絵は動…

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とにかく独創的な表現技法が素晴らしいアート作品です。

線と色彩を即興的に大胆に配置し、調和と崩壊の間の揺らぎをコントロールしつつ、世界と人物の内外面を見事に造形します。

本作でしか味わえない体験…

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監督たった一人で作られた長編アニメ。絵を描いたのも一人。新しいアニメの表現も新鮮。極小化されて描かれた人物に、肉体と心臓の鼓動が宿る。残酷でいて希望溢れる一本。

(渋谷ユーロスペースにてSébas…

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eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.5

美し過ぎて脳裏から離れない息をのむ映像。
そしてまさに「大人のグリム童話」
残酷な物語。
セバスチャン・ローデンバック監督が自分で編み出した「クリプトキノグラフィー」という手法を使い一人で作画を担当…

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Kan

Kanの感想・評価

3.8
フランス人監督らしい非常にセンスの良い作品。アニメというよりアート作品。ストーリーを追うのがやや難渋なところがあり、これから何度も見てみたい映画。

東京アニメアワードフェスティバル2017後の特別上映会で鑑賞。
川や森の表現がとても綺麗。話もすごく良い。子供が生まれ、悪魔の罠にはまってしまった女が国を離れ遠くに逃げる姿、そしてラストシーンでは感…

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