いめーじ

地獄の捜査線のいめーじのレビュー・感想・評価

地獄の捜査線(1998年製作の映画)
4.3
主人公ローガンは少年時代に目の前で家族を殺されてしまい、叔父のジェイク(チャック・ノリス)に引き取られることになったのだが、ジェイクと軍の指導で肉体を鍛えまくり、人生を掛けた復讐を開始するのだった!!!

BGMの使い方が時々ナンセンスでした。

ノリスの指導では、「ナイフでの戦い方も学ばないとな!」とか言っていきなりナイフ投げを教えてきたり瞑想したりしていてとても楽しそうでした。
ローガンは「プロキシミティセンス」とかいう危険を予知できる能力を持っていたりするけれど、せっかくの終盤には忘れられたかのように役に立っていなかったのは残念。

ローガンの潜入生活は、その手の本格的な映画に比べるとショボいけど、キャラのおかげかそれなりにおもしろかったです。ノリスの出番が少ないという不満もあるが、終盤の決戦でそれは解き放たれるし焦らしが上手いということで良しとしましょう。
キャデラックに突っ込むノリスは意味わかんなくて凄いですよ。

チャック・ノリス成分は少し薄めだが、復讐モノにしてはポジティブな後味で男らしい良い映画だと思います。