もうほんとに最悪だしこんなに気分悪くなった映画初めて
父親が創造主として母親をその創作の地盤として利用している
父親は母親の愛を一方的に求め、自分の愛情は全て赤の他人の人間たちに分け与える
キリスト教の世界観を自然視点で観たらこんなに理不尽なんだね…！
聖書をなぞってるだの環境問題を訴えてるだの監督は言ってるけど、それにしてもよくこんな胸糞悪い人間たちを生み出せるな…もはや畏敬の念すら抱く
自分の家に勝手に赤の他人が踏み込んでくる気持ち悪さとストレスがあり得ないぐらい最高潮に肥大化したイメージとして表現されててもう頭痛くなるぐらいしんどかったし、観てる側は完全にジェニファーローレンスに感情移入せざるを得ない構造になってるから必然監督からの圧を感じた
監督自身が創造したこの作品で心かき乱されてジェニファーローレンスぐらい叫びたくなった
あのシミになってる血の跡は、家＝母親と考えるとローレンスに刻まれた人間の醜さ
だったりするのかな
あとあの黄色い粉薬はなんなんだろう？最初は気付け薬かな？と思ったけどあまりに印象的に何度も飲むし、なんか意味はあるんだろうな。監督が黙秘してるから個人的な要素だったりするのかな？
