ピヨルド

ハウス・ジャック・ビルトのピヨルドのネタバレレビュー・内容・結末

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
1.7

このレビューはネタバレを含みます

ミッドサマー系胸糞キモグロ映画。
ラースフォントリアー恐るべし。
このニンフォマニアックタイプの語る構成は嫌いじゃない、とても良い。美術、音楽、建築、アニメーションをねじ込んでくる実験的な構成。

嫌なのは、ジャックがとにかく魅力的には感じないところ。もう最初から嫌悪感しかない。
精神を病んでいて、ナルシストで、気持ち悪い所しかない。だから映画を見るのがキツい。もうちょっとかっこよく魅力を感じる殺人鬼なら、少しは観れたかも。
殺人描写は、グロテスクで不快。不愉快。

この映画の1つの見どころは、ジャックの話を聞いているヴァージは誰で、2人がどこにいるのかという謎。
そして煮えたぎるマグマに落ちていく、唯一のスカッとシーン。
あそこまで来てまだ地上へ戻りたいという気持ちがあることに、こいつホントがめついな、と思う。
しかももっと生きて地獄の苦しみを味わってほしかった感はある。
ピヨルド

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