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ハウス・ジャック・ビルトのmasaのレビュー・感想・評価

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
3.6
鬼才ラースフォントリアー監督の超サイコ作品。

胸糞悪いシーンも多々あり途中で止めたくなったりもしたが、以外とストーリーに引き込まれて最後まで観てしまった。
この監督はいつもそう。

えげつないので良い子は観ない方がいいでしょう(笑)

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『アンチクライスト』などのラース・フォン・トリアーが監督を務めたスリラー。
殺人に明け暮れるシリアルキラーの12年を描く。

1970年代のワシントン州。建築家志望の独身技師ジャック(マット・ディロン)が車で人けのない雪道を通り掛かると、女性(ユマ・サーマン)が車が故障したと助けを求めてくる。
ジャックは彼女を車に乗せ修理工場まで送るが、彼女は急に態度を変えて無神経で挑発的な発言を繰り返し、ジャックは彼女に怒りを募らせ……

5つの章からなっていて、長いんだけれども、それほど苦にならなかった。
とにかくシリアルキラーの12年の描写が凄まじい。
途中で哲学的な挿入が度々入って、それが芸術作品的な雰囲気も醸し出している。
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