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ハウス・ジャック・ビルトのYUのレビュー・感想・評価

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
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【理想のお家🏠🙋】

聞いてたほどグロくはなかった。
スプラッターというよりサイコスリラーって感じ。だからこそしんどいので中々人にはおすすめできない映画。(あとは子供が殺されるので不快になること間違いなし)
クライマックスから抽象的、哲学的な展開になるから、スッキリ解決して終わりたいのが好きな人(私)はモヤっとすると思う。だから見終わった時の満足感は薄かった。
あるはずがない血痕を想像して、はよ逃げればいいのに何度も殺害現場に戻っちゃう強迫性障害のシーンは分かりやすくて面白かった。チャプター変わる時のロックな音楽や西洋画の映像は本編とのコントラストが効いてて好き。ラストの人間ハウスも芸術的でちょっと好き。
ジャックの動機が、「人を殺したい衝動」から「単なる興味、芸術の探求」に変わっていってそこが怖いなと思った。
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