リプリー

ハウス・ジャック・ビルトのリプリーのレビュー・感想・評価

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
4.0
ここ最近、すっかり「キングダム(もちろんトリアーの方)」に心奪われ、早くBlu-rayを販売してくれないかと思っている訳だが、せめて他のトリアー作品を…と色々調べてみたところ、何とそのほとんどが配信になく、DVDも廃盤になっているものが多数。という悲劇的な状況。
そんな中、唯一配信にあったのが、本作。

お話はあってないようなものというか、言うならばツッコミ不在(一応ナレーションで入るときはあるが)で、超ブラックな殺人コント集といった感じ。
そうやって見ると、最初のちょいウザいユマ・サーマンからなかなか笑えると思う。
「太陽がいっぱい」よろしく、車の後ろからオバサンが出てきた場面ではちょっと吹き出してしまったほど。
個人的には子どもをハントするシークエンスは、バイオレンス描写に比較的耐性があるつもりでいたのに、ひえ~と肝を冷やしてしまった。
ただ、2時間半は少し長いか…。退屈はしなかったけども。