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ハウス・ジャック・ビルトのKasaのレビュー・感想・評価

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
4.0
殺人に芸術性を見出す男の奇妙な告白。

撃ったり、切ったり、刺したり、締めたり、建てたり。真顔で次々と罪を犯すジャックは正真正銘のサイコパス。あまりに常識を超えた行動を見るうちに、恐怖が呆れに変わり、最後には爆笑に変わる。

芸術の定義や社会の脆さなど、答えのない問いについて描いているため、すぐには咀嚼できない映画。

ただ一つわかるのは、監督は変態であるということ。

次回作も待ってますよ!
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