ハウス・ジャック・ビルトのげるにかのレビュー・感想・評価

ストーリーの進行に比例して芸術的になる殺害方法に倫理感が麻痺して楽しみになってしまう自分にこの映画の恐ろしさを感じた。
全方位にシリアルキラーと形容しても撲殺や銃殺、況してや肉片加工までこなした役に出会ってなかったので新鮮だったし、ラストエピソードの落し所でアートに昇華された印象。

フルメタルジャケット弾の6人貫通を待ちわびてたが未遂で残念。鹿狩りのシーンでの手法説明と、依存を街灯に例えた台詞回しが大好き。