あゆぞう

湾岸フルスロットルのあゆぞうのレビュー・感想・評価

湾岸フルスロットル(2008年製作の映画)
3.8
会社を辞めたT君に会いに行こう…I君の赤のFD、僕のアルファ、二台で新潟まで350km、アポなしで行ったのを思い出した(泊まるとこなくて三人で入った健康ランド、まわりのイビキの大合唱がおかしくて修学旅行みたいに寝つけなかったw)

ワイルドスピードを「スカイミッション」まで見てクルマ愛がなくなったとはっきり感じた…シリーズ全作品予習して「アイスブレイク」見たかったけどもうつきあってらんない、やめた

気持ちのもって行き場がないままぼーっとしていたところにこの作品を見つけた

もともとビデオドラマくくりでセリフ棒読み、照明ビッカーン、背中がゾワゾワするチープ感に心折れそうになったけど、ジュノンボーイ出身の主人公が美形で性格よくて救われた

作りは安っぽいけどクルマ愛は本物

電卓でパワーウェイトレシオ弾くとか、主人公がエンジンバラすとか、500km刻みに速度上げていく慣らしとか

湾岸は最高速アタックとかよくやってた懐かしいルート…環状線、横羽線をうまく組み合わせて周回路にしてガソリンなくなるまで走ったりもした

「ほら、経験ないか?一緒に走ってるヤツと何か通じあうものを感じるってこと…ツブすつもりでやったようには思えないんだ」…ある…走ってたらなんとなく気持ちが通じて抜きつ抜かれつして別れ際にパッシングで見送りたくなるようなアレ

落涙数回

惜しむらくはFDのスピードメーターが180km/h仕様だったのと登場人物のファッション

特にキュロット…この世から消えて欲しい

…と見せかけておいて…てワイルドスピードといっしょじゃないか
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