このレビューはネタバレを含みます
この映画はあらすじを見た瞬間からずっと見たかった映画の一つでした！
ある日突然誘拐され15年間も理由もわからず監禁された男が、犯人は誰なのか、なぜ監禁したのか、謎を解く復讐ミステリー映画。原作は日本の漫画です。
食べたご飯や見たテレビ番組、自分の昔の記憶などわずかな手がかりを元に犯人に近づいていく様子は見ていてワクワクしました！
人の恨みって自分が全く気がつかないところで生まれるので恐ろしいですね。
ラストが衝撃的でした。あのやり方でやり返されたらたまったもんじゃないです、、
この物語は主人公の復讐劇の話かと思いきや、犯人の復讐劇の物語でした。目には目を、歯には歯を、そしてこの映画では、舌には舌を、、エグい、辛い、悲しい、切ないが全て詰まった衝撃的な映画でした。
音楽の使い方が、物凄くベタなんだけどすごく効果的で、無音→大音量の差で一気にひきこまれました！
映像もズームイン、ズームアウトを色んな角度からゆっくり使った独特なセンスで色もまとまっているのでどのシーンを切り取っても絵になります。
主人公のシワの具合も、コントラスト強めな色味のおかげで更に渋さが増し、全体的な暗さと怖さ、カッコよさが強調されていて、この映画のストーリーにふさわしい見た目になっていると思いました。
カメラワークがめちゃカッコよかったです〜映像美や技術面のセンスの高さはかなり高いのではないかなと思いました。
