この映画は、元は日本の漫画が原作となっている。なので、🔨を振るときのの入射角を破線で表すなどのコミカル描写もある。
後にハリウッドでリメイクされるほど、評価が高く、カンヌ国際映画祭で、審査員特別グランプリを獲得した。鬼才クエンティンタランティーノからも、絶賛の声を貰った。
ストーリーが自分に物凄く合っていて、どんどん引き込まれていきました。その理由はストーリーの他に二つある。役者たちの演技とサントラである。
演技は、主人公が特に素晴らしかった。モブキャラの中には確かにゴミ演技だった人もいるが、あまり気にならなかった。
そして、カメラワークも独特で、ワンカットがすごく長かったり、アングルが明らかに普通より少し近かったり、監督(パクチャヌク)のセンスが感じられた。
サントラに関しては、完全に好みの問題だが、シュールな雰囲気を醸し出す音楽から、急に激しいクラシックなったりして面白かった。
鬱映画ともよく言われるが、悪役に少し感情移入もできる部分もあって、個人的には、見終わった後もそこまで辛い気持ちにはならなかった。
結論、素晴らしかった。