ピザ🍕という食べ物に憧れを抱いて
あの手この手で一生懸命お金を工面する
2人の子供にずっと胸が
キュンキュンしっぱなしだった😭
ノンフィクションだけれど、
インドのスラム街の実情もきっと
こんな感じなんだろうな。
もしかしたらもっと厳しいかもしれない。
ところどころで切なくもなる。
✨🍽美味シーン🍽✨
美味シーン度 ★★★
🍕300ルピー(約500円)のpizza
カラスの巣の卵を失敬して生のまま
食べたりしている貧しいながらも明るく
愛らしいスラム街の兄弟。
インドのカラスは真っ黒ではなく、
胴体がややグレーなのだけれど、
カラスの卵🥚って食べられるんだと
驚いた。(ほんとはダメなのかもだけど)
スラム街のすぐ脇に開店したピザ店。
開店セレモニーで人気俳優が
美味しそうに食べていたその未知なる
食べ物にとてつもなく惹かれた兄弟は
なんとか300ルピーを工面しようと
ありとあらゆる手段を投じる。
2人を見かねた祖母が見よう見まねで
ピザを作ろうとする。
ドーサという豆と米を発酵させた生地で
作るインド版クレープをベースに
トマト🍅やピーマン🫑を乗せて
丁寧に焼いたピザもどきに
兄弟はこれは違う、という。
貧しいからピザを買ってやることも
できない祖母の物悲しげな困った顔
に、自分の祖母や母の面影がかぶり、
なんだか悲しくなってしまった。
この2人の子供たちに光が当たるよう
立役者となっているのは
子供たちの母親と祖母の存在である。
夫が拘置所にいて、その保釈金を工面
しながらたくましく家計を切り盛りする
母親の自然な演技が素晴らしい👏👏
思いついたらネットで手軽にデリバリー
してもらえるこの生活は
当たり前のもの、普通のものとは
思ってはならない、
そんな思いでいっぱいになった。
果たして兄弟は目標達成できたのか、
それは是非見届けていただきたいです。
