黄推しバナナ

ザ・ブギーマン Resurrectionの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

ザ・ブギーマン Resurrection(2002年製作の映画)
2.5
昔レンタル屋で「ハロウィン」シリーズの後に「ザ・ブギーマンResurrection」が並んで配置されていて、シリーズ物だと思って借りて帰った作品。

内容はというと、
寂れた湖畔のキャンプ「パインズ」に主人公のトレイシーと数人の若者がキャンプ指導員としてやって来て、そこに古くから伝わる都市伝説の殺人鬼「トレバー・モアハウス」によって一人づつ殺されて行く……
そんなどっかで聞いたようなデジャヴのような話……

冒頭から「あれ?」なんか違うと異変に気付くが「トレバー・モアハウス」がマチェーテ持って襲って来たときに確信した「ハロウィン」(本家)じゃないと…

しかも……

まさか…これは…以前見たことがある…ジェ…イ…ソ…ン……パクリ作品…の…続編で…は…ぎゃーーーーーーっ!

そもそもビジュアルが交通渋滞……
本家は、上下黒ずんだツナギ服、素手に包丁、白銀色の人の顔の気持ち悪いマスクだが、
この作品は、オーバーオール(石塚英彦じゃん…石ちゃんじゃん…まいう~じゃん…)、軍手、白いマスク(「覆面ダンサーひとりでできるもん」じゃん…)

本家と違って武器多彩。マチェーテ、大きな石、ボーガン、包丁、などなど…

頭は「ハロウィン」…
体は「13日の金曜日part2」…
ややこしい!

【体格】
本家と違って
「撫肩」「中肉中背」「一般的身長」
【身体能力】
「ステルス戦闘」=静かに相手に近づく…追いかける時は歩き…
「頭脳派」=前作と違って多彩に武器を使う…死体も放置しない…反撃を食らって武器を取られたりしない…
【性格】
「エッチ好き」=前作と違ってエッチが始まってから殺害…エッチシーン多数…
「日中深夜オールオッケー」=前作と違って深夜も好んで動けるように…
「惨殺好き」=両足切断、流血お構い無し、生きたまま埋めたり、何度もしつこいくらい刺す、残酷…
【その他】
名前は「トレバー・モアハウス」なのでタイトルが「ザ・ブギーマンResurrection」なのかは不明……

BGM、カット割り、演出、ホラーとしての作り方はちゃんとしている…
前作よりちゃんとしてる…
他のホラーと比べてチープさが増し面白味も無い…
前作のホラーのお決まりと真逆を行く手法も無く…
チープコメディホラーとしても楽しめなかった…

前作同様犯人探しの要素はあるが、前作と同じパターンで進むので犯人が分かったとて「誰?」ってなるのがオチ。
今回は「主人公」が犯人じゃ?と無理のある考察(「血は争えないなぁ」と言うオチかと…)をしたが犯人どストレートか!
しかも模倣犯。「新・13日の金曜日」の
パターン…やられた…
いや全然やられていない…むしろこんな作品に本気にはなっていない…

模倣犯「トレバー・モアハウス」が「トレイシー」を殺そうとしたとき模倣犯に一撃致命傷!

え…???

本物「トレバー・モアハウス」が出てきて模倣犯を引き釣り倒して連れて行く展開…は…???
一瞬「トレバー・モアハウス」は本物なのか?と思ったが…
「トレイシー」を殺さずじっと見つめて何もせず立ち去る…この演出で「あぁ…本物か…」と思わせる…

じゃあ…続編があるのか…
続くような終わり方だがシリーズは終わり…

なんやそれ!

次回作品「ザ・レザーフェイス 人肉キャンプファイヤーでぬっくぬく」のタイトルで制作してほしかった…
※タイトルは私の妄想です

またしても知り合いにはオススメ出来ない作品でした…

①鑑賞年齢30代
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正あり
④記憶曖昧
黄推しバナナ

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