キャンプ指導員のトレイシーは行方不明の兄ジェイソンの悪夢を見る。指導員たちはキャンプの後片付けを始めるが、白マスクの殺人鬼が現れ…というストーリー。
前作は未見ですが、「ジェイソン」という作品がそうらしいですね。前作はホッケーマスクにチェーンソーを持った殺人鬼トレバーが登場するようですが、こちらではトレバーは白マスク被ってるので「ハロウィン」に便乗してこのタイトルになったようです。内容は「13日の金曜日」そのまんまですが。どうやら前作も「13金」そのままな内容だったようなので制作陣は「13金」大好きなようですね。
内容は本当にオーソドックスなキャンプ・スラッシャーになってます。冒頭で焚火を囲んでキャンプ場にまつわる怪談話して殺人鬼が登場して次々と犠牲になって…という。「スクリーム」の様な犯人捜しの要素もあってそれなりに退屈せずに見れましたね。まあ、真犯人は「そりゃ解らんだろう」という物になってますが。ここら辺も「13金」の一作目にオマージュをささげたのかな？そりゃないか。でも、謎の死を遂げた●●●になりかわって…というのはかなり無理あるな。
足をナタで切断したり人体損壊描写も一応あります。トレバー君は比較的一撃で葬ることが多いジェイソンと違って結構ネチネチと殺しますね。
おっぱいサービスもちゃんとあります。ヒロインの彼氏はクズだけどあれだけ生殺し状態でああなったらやむなしかなぁともちょっと思ったり。まあ、クズだけど。
ラストで唐突に登場するトレバーは本物なのか、ヒロイン殺さなかったことから考えても正体はアイツなのかな？よくわからないんですが。
B級スラッシャーとしてはオーソドックスな作りでこの手のジャンル見慣れてる人なら普通に楽しめるんじゃないでしょうか。
