⚪概要とあらすじ
フランク・キャプラの描くドキュメンタリー。
1933年、総統に就任したヒトラーは地政学者たちの計画に従い、世界征服へと踏み出す。最初の標的を東欧諸国に向ける一方でファシズムの勢力を拡大するため、1936年、ファシスト党が政権を握るイタリアとベルリン=ローマ枢軸を確立。その年に開催されたベルリン五輪にもファシズムの台頭が垣間みられる。さらに、世界恐慌の影響による英仏列強の宥和政策が、ヒトラーの東欧侵略に拍車をかけるのだった...。
⚪キャッチコピーとセリフ
“フランク・キャプラ監督 迫真の映像集”
「この男の力で」
⚪感想
アドルフ・ヒトラーの力を感じる作品。
歴史は好きだけどそこまで詳しくはないから勉強になった。
社会の授業とかで観そう。
ドキュメンタリーだけあって地面に転がった亡骸やつられた死体がごく自然に映る。
アドルフ・ヒトラーというと独裁者、ホロコーストが一番最初に思い浮かぶ。
この作品では領土拡大が中心だったけどどの国から奪っていくかとかかなり緻密に考えられていてびっくりした。
国民を魅了したように頭の良さは否定できないと思う。困窮に漬け込んだって言うのもあるだろうけど。
アドルフ・ヒトラーというかドイツはかなり協定や条約を破ってきたとか。
ドイツはビスマルク、ヴィルヘルム二世、ヒトラーとそれぞれ世界制覇の考えがあったらしい。
似たもの同士ってことなのだろうか。
オーストラリアやチェコスロバキア、ポーランドと徐々に侵略されていく。
ドイツ人の血が少しでも流れていたらドイツ人みたいなの無駄に説得力があって怖かった。
国民が選んでいなかったらどうなっていたんだろう。
今で言うとドナルド・トランプもだいぶ独裁主義だと思ってしまう。
⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。