sato4

最低。のsato4のレビュー・感想・評価

最低。(2017年製作の映画)
3.9
「第30回東京国際映画祭」にて鑑賞。原作者の紗倉まなさんが本業でデビューされた時からファンで、当時イベントでお会いした際に高速バスの中で2人で話す機会があった。彼女はその頃から「小説を書きたい」とおっしゃっていて、数年越しにその夢を叶えて生まれたのがこの『最低。』だった。あれから何年も経ってしまったけれども、この映画の舞台挨拶に立つ彼女、ひとつの夢を叶えた彼女を見て、当時の事を鮮明に思い出した(なのでどうしてもスコアが甘くなってしまう)。この作品の主役達が嘘臭く見えないのは「AV女優もひとりの人間」との目線で彼女達を語る原作者がいるからなのだろうな。彼女達の物語は映画が終わってもまだまだ続くだろうが、願わくば、紗倉さんみたいになれますように。
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