アニメーション・スタジオに遊びに行ったアリスは、楽しい気持ちのままベッドに入り、夢を見る。
夢の中でアリスは、アニメの世界の中で動物たちの村へ行くのだった。
ウォルト・ディズニーがディズニー社を設立して最初に制作した作品であるアリス・コメディシリーズ。
この作品が1923、ミッキーが1928、花と木が1932、白雪姫が1934。
こう見ると非常に重要な作品って感じがしますね。
アニメと実写の合成という意味で、ロジャーラビットやメリーポピンズへと繋がる元祖作品。
コメディタッチとはいえワンコが捕まえられてソーセージにされるというブラックな描写が…。
ディズニーは現在、世界一著作権に厳しい会社だが、初期はディズニー自身、他社のキャラをけっこうパクっている。
この作品もパクリと思われるキャラが登場したりする。
それはともかく、実写とアニメを組み合わせた"夢の世界"。
1923年にこんな作品作れるのすごいな。
え?日本はこの時どんなだったかって?
大正12年。
関東大震災とか?
まぁここから10年後くらいに満州事変ですかね。
ちなみに手塚治虫が生まれたのは1928年。
1930年代では国内でもアニメ映画などやってたし、治虫先生はそれに影響されたとか。
しかしアリス役の女の子ってみんな小さいのになんであんなに色っぽいんだろうか。