その当時の事はまるで分からないし、そういう商売が合法的に行われていた事実は知ってはいるが体感していない世代であるのだが、なんかもっと暗がり的イメージがあったので辛い境遇ながらもたくましい彼女たちに感…
>>続きを読む『赤線地帯』(1956)売春防止法にまつわる話をこの舞台で名匠がやるとは。今考えると当時の映画界の凄みを感じる。溝口にしてはシンボリックにまとめようとした嫌いはあるが、京マチ子、若尾文子、三益愛子、…
>>続きを読む溝口健二監督(享年58)の遺作。吉原が正式な赤線地帯だったころの同時代映画であり、その風情が興味深い。「雨月物語」「山椒大夫」で感じた画面の窮屈さは、本作も同じ宮川一夫カメラだが気にならなかった。日…
>>続きを読む京マチ子の演技力。存在感。
赤線地帯の女たちを描く。
乾いた明るさがあるものの、内容は結構重い。
特に息子に捨てられたゆめちゃん(ゆめちゃんというものの、いい歳)の姿は見ていられない。
当時…
©KADOKAWA1956