このレビューはネタバレを含みます
売春防止法が制定される前の吉原「夢の里」で働く娼婦達の群像劇。稼がなければいけないのはわかるが必ずしも全員が常に逃げられない状況ではなかったように思う。付いた垢はなかなか取れないという台詞があったが…
>>続きを読む自由奔放な京マチ子、守銭奴な若尾文子、黛敏郎の電子音を使った奇怪で斬新な劇伴やら見所ありまくり。売春禁止法が審議されてる時代の話で家庭を持ちたい人もいれば可決されると稼ぎが無くなり露頭に迷う人がいた…
>>続きを読む売春防止法が施行される年に製作された文芸作品
吉原で働く女性たちの群像劇で当初は軽妙にしたたかな娼婦たちを描いてるかと思いきや、終盤かなりベビーな展開に
売春防止法が軸になっているとはいえ…
社会状況や価値観があまりに前時代すぎて今となっては物珍しく観るしかないのだが、「夢の里」の案外モダンな店の造りと奥行きを意識した宮川カメラの構図取り、京マチ子の捨て鉢なキャラ造形が印象深い。
それ…
売春宿の女たちの悲喜こもごもが濃密にぎゅっと詰められた一作。吉原が舞台とは言え濡れ場は無く、それぞれの女の人となりがわかるように、女同士の会話シーンが主。突き放しているようで実は情に熱い京マチ子、1…
>>続きを読むすみません!わかりませんでした!笑京マチ子さんがかわいいってことだけはわかりました!
出町座でみて、白黒で、みんな演技も上手くて、あとは音楽が気持ち悪かった、不協和音すぎて!
しかし吉原300年の歴…
溝口監督独特の長回し。
報われることのない女性たち。
それでも力強く生きていく女性たち。
同時に落ちていく女性たち。
誰もが皆表面的には金を稼ぐことを目的としているが、それぞれに見ている夢がある。…
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