シネマQ

赤線地帯のシネマQのレビュー・感想・評価

赤線地帯(1956年製作の映画)
5.0
近松や雨月などの大作を撮ってきた溝口の最後が80分台という事にまず感動する。
京マチ子の強烈な登場、うちはヴィナスやなんてセリフに芝居どうやったらさせられるんだろう。
三益愛子が発狂するシーンの明滅する照明。完璧すぎて震える。カメラが動いても常に完璧にフレーミングし続ける宮川一夫凄まじすぎる。
川上康子がカツ丼食べるところ。「こんな美味いもん初めて食べた」うーむ泣ける…。
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