このレビューはネタバレを含みます
予想以上にネタバレ的な感想を書いてしまったので、まだ観ていない方は、観終えてから読んでください。一緒にこの映画の余韻に浸りましょう。
原作通りに描きつつ、少し原作とは違う設定も入れていて、これはこれで良かったと思いました。
予想以上に素敵な作品でした!
回想シーンのよしおさんと、大輔の祖母(五浦さん)とのシーンは、切なくて、目がジーンとなりました。出来れば、この2人が結ばれたらなと今見終えても考えてしまいます。2人が櫻桃を互いに読み合うシーンが1番印象に残りました。東出さんと夏帆さんが織り成す美しくも儚い場面作りはこの2人にしかできない、そう思います。
この映画で、鍵となる言葉
自信モテ生キヨ
生キトシ生クルモノ
スベテ コレ 罪ノ子ナレバ
この文章には深く感銘を受けました。やっぱり、太宰治氏は後世に語り継ぐべき人だとこの映画を通して思いました。