赤線地帯とは戦後公認で売春が行われていた地域のこと
家族を支えるため、生きていくために体を売る女たちの群像劇
かなり重いテーマだけど湿っぽい情なんか絡めず淡々とした目線で描いている
上手く男から金…
「金と性」
吉原から続く赤線のお金と性の関係を描いた作品
登場人物それぞれに暗く重い現実を抱えたまま、女郎屋で過ごす人々を描いていた。ヒステリーを起こす人、金の恨みを買う人、会社の金をくすねる人…
近松や雨月などの大作を撮ってきた溝口の最後が80分台という事にまず感動する。
京マチ子の強烈な登場、うちはヴィナスやなんてセリフに芝居どうやったらさせられるんだろう。
三益愛子が発狂するシーンの明滅…
『哀れなるものたち』にでてきたような娼館で働く女性たちの状況を、あくまでも淡々と描く。そこには楽しい瞬間もあれば、地獄みたいな時間もある。売春の場面は描かれないことで見やすくはなっているが美化されて…
>>続きを読む溝口健二なのでこちらも観ました。
「八頭身や」
「あはは、そうやろこんなにいい仕事ないもんなぁ」っておでん?を居酒屋でつまんでる今日マチ子のシーンが好き。
若尾文子が、着物にキラッキラしたイヤリ…
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