「夜の女たち」に連なる"特殊女性"モノ。
売春禁止法施行前夜の吉原遊郭に集う女達を、突き放したタッチで描く。それぞれの事情を抱え流れついた女達、ある者は息子に縁を切られ心を病み、ある者は逞しく男を操…
溝口健二監督の遺作🎬
舞台は、売春防止法施行直前の『吉原』。
『吉原』にある特殊飲食店「夢の里」では娼婦たちが色んな事情を抱えて生きていた。
第二次世界大戦後、GHQによる公娼制度廃止か…
大映女優陣オールスターで描く、売春禁止法成立目前の赤線地帯で働く女の生き様。
しかし若尾文子の美しさったら、そりゃ欺されるよなぁ。三益愛子の狂った演技も相当怖かった。
なお本作が溝口健二の遺作と…
斜陽の世界をおセンチにではなく描き上げていてとても良かったです。吉原・赤線地帯の末期の話ですが、京マチ子、三益愛子、木暮実千代、若尾文子など三者三様の人物のキャラがとても立っていてよかったです。肌の…
>>続きを読む2019/6
京マチ子の登場シーンだけで最高ですね。コミカルとは少し違うんだけれども、軽妙かつセクシーな動きで八頭身であることを告げます。金遣いが荒く、薬でチュッってするとこもよいですよね。若尾文子…
赤線吉原の「サロン 夢の里」で生活を凌ぐ女達の群像劇。
溝口健二の遺作。
3人の名女優の華麗な共演。
京マチ子演ずるミッキーの格好良さ。
当時なら充分大柄なバディはトランジスタグラマーとは言わな…
若尾文子、三益愛子、木暮実千代・・。
それぞれの事情、それぞれの人生を抱え「夢の里」で働く遊女たち。
誰が主役ともいえず、それでいてそれぞれが過不足なく描かれている。
テンポよく、時に笑いを挟んで…
©KADOKAWA1956