Ryuichi Sakamoto: CODAのころっぷのレビュー・感想・評価

静謐な、音楽家の奏でる旋律の様な映像。自然の音との共鳴、社会問題への発言、映画音楽への拘り。坂本龍一がその死まで貫いた音楽家としての生き様を垣間見れる貴重な作品だ。少年の様な表情でフィールドレコーディングする教授の姿が目に焼き付いて離れない。偉大な先人達が次々にいなくなってしまうのが、寂しくて仕方がない。