にっきい

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進篇のにっきいのレビュー・感想・評価

3.0
信じるものは正義なのか悪なのか。

『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をリアルタイムで体験した自分としては、リメイク?リブート?の今作も期待しているし、最後を見届けたいので劇場鑑賞。

謎のメッセージを受け取った元ヤマトのクルー達が、軍上層部の命令を無視してヤマトで再び旅立つ話し。
TVの総集編が大ヒットし、劇場用完全新作として製作されたオリジナルで大筋を知っている自分としては、全7章としてOVA化された本作はやはり展開のゆっくりさが気なる。
例えばこの章のメインとなるヤマトの発進。
オリジナルなら反逆罪覚悟で乗組員が続々と集まって、普通に発進するが、今作では発進を阻止しようとする軍との攻防などがあり、リアリティはあってもじれったい。
その後の海から飛び立つシーンはカッコよかったが(笑)
そして今作は反逆する形で地球から旅立つので、戦闘が地球側とヤマトと言う、地球人同士になるので、どちらかが悪と言うわけではなく、観ていてスッキリしない。
次の章からは本格的に帝星ガトランティスとの戦いがメインになるみたいなので、次に期待を込めてこの点数で。

公開初日だけど、その日の最終の回だったのでそれ程混んでたわけではないのに、何故か隣の席がうまっていて、しかもその席の男性が、ずっと時間を気にして時計ばかり見ていた。
それが気になって途中から
"そろそろ見るんちゃう?"
"ほら見た!ww"
と1人で楽しんでいました(笑)
にっきい

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