ゆず

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進篇のゆずのレビュー・感想・評価

4.2
全7章のうちの第2章。第3話~6話に相当する96分。
「発進篇」の名のとおりヤマトが発進するが、今回の旅は前作の時とは違って命令に背いた形になってる。
それが古代vs山南という地球防衛軍同士の戦闘にまで発展するのだが、このシーンがとても熱く、そして微笑ましい戦いだった。
前作の対ドメル戦の名シーン再現なんだけど、古代も山南もどちらも沖田の精神的愛弟子だし、ただそれやりたかっただけだろ!趣味全開だろ!楽しんでるだろお前ら!っていう(笑)
「沖田戦法」って言えば真っ当な戦術ぽく聞こえるけど、それを沖田シンパの彼らがやると単にやりたいだけだろ感がすごくて可笑しい。
そもそも制作陣もきっとドメル戦のあのシーンは大好きで、そのセルフオマージュでもあるんだろうなあ。

他にも地球内部にめっちゃSF的なフィールドが生まれちゃってて、そこで働く人たちの福利厚生が心配になったり、発進時に「ここは俺が食い止めるから先に行け!」キャラが複数いたりだとか。
ヒロインを置いてきたりだとか、俺的ヒロインを置いてきたりだとかまあいろいろあるんですけど。そりゃ4話分だからね。

太陽系の外縁部、第十一番惑星の空間騎兵隊エピソードも良かったな。
いけぇーい、ナガクラァーーー!!!!!

6/27 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進篇 @MOVIX仙台
ゆず

ゆず