鍋レモン

アトミック・ブロンドの鍋レモンのレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
3.3
⚪概要とあらすじ
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「ワイルド・スピード ICE BREAK」など近年はアクション映画でも活躍の幅を広げているシャーリーズ・セロンが、MI6の女スパイを演じた主演作。アントニー・ジョンソンによる人気グラフィックノベルを映画化したアクションスリラーで、「ジョン・ウィック」シリーズのプロデューサーや「デッドプール」続編の監督も務めるデビッド・リーチがメガホンをとった。

冷戦末期、ベルリンの壁崩壊直前の1989年。西側に極秘情報を流そうとしていたMI6の捜査官が殺され、最高機密の極秘リストが紛失してしまう。リストの奪還と、裏切り者の二重スパイを見つけ出すよう命じられたMI6の諜報員ロレーン・ブロートンは、各国のスパイを相手にリストをめぐる争奪戦を繰り広げる。

⚪キャッチコピーとセリフ
“最強の女スパイ、現る。”

「俺はベルリンをクソ愛してる」

⚪感想
スパイアクション作品。

ストーリーはイマイチだけど主演のシャーリーズ・セロンがただただ凄い。
美しさとかっこよさ。魔女かと思うくらい歳を重ねても美しい。
アクションにも迫力があるし、そこそこやられて血まみれのシャーリーズ・セロンも観られる。冒頭は氷風呂×全裸の後ろ姿という攻めたシーン。

独特なネオンチックな映像とレトロのようで現代的なBGM。

登場人物が多く、説明もあまりなく、名前も呼ぶ人によってファミリーネームを呼んだりするのでこんがらがる。

ジェームズ・マカヴォイ演じるパーシヴァルは本来もっと謎多きインパクト強めの登場人物泣きがするのだがシャーリーズ・セロンが強すぎてほぼモブ的立ち位置なのが可哀想。
ジェームズ・マカヴォイは演技が上手いけど個人的には善人側の役が好きかな。

デルフィーヌを演じたソフィア・ブテラが可愛かった。
『キングスマン』や『ザ・マミー』で見覚えある。

ベルリンの壁についての話題は特に物語に絡まっているようには思えなくてダルい。



⚪以下ネタバレ



パーシヴァルがサッチェルなら特にどんでん返しでもなんでもないし、今作で他に候補がいるとしたらギリギリデルフィーヌぐらいなので直ぐにロレーンがサッチェルなんだろうなといった感じ。

⚪以下あらすじ(Wikipediaから引用)
ベルリンの壁崩壊が迫った1989年秋。MI6は潜伏中のスパイを殺害した謎の組織を崩壊させるべく、ローレン・ブロートンをベルリンへ急行させた。組織の命令でデヴィッド・パーシヴァル(MI6ベルリン支部の責任者)とタッグを組むことになったブロートンは、彼と対立しながらも、驚くべきコンビネーションを発揮し始める。こうして、2人は東側陣営の脅威に立ち向かっていく。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
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