冷戦&ベルリンの壁崩壊頃の東西分割しているドイツでのスパイミッション映画。
スパイ映画好きの私としては、かつて観た中でもかなり上位に入る面白さだった。
ジャケットパッと観の時は、シャーリーズセロンのセクシーさ頼りの、内容薄いアクションメインの映画かなとか思ったけれど、二重スパイの展開とか、人物関係とか結構複雑で、かなりグングンストーリーに引き込まれた。
裏切りのサーカスほどではないけれど、CIA, KGB, MI6とか、諜報部員が多すぎて、何処がどこの関係の人で、誰と誰が敵なのか仲間なのか、前半頭の中で整理できるまでちょっとわちゃわちゃする。
でも、アクションもかなりキレもあるし、ストーリー展開も面白いし、シャーリーズセロン綺麗だし、観て損のない一作だと思う。