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アトミック・ブロンドのぜんのレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
3.6
【腕利きの女スパイが危険な任務に挑む】

舞台は1989年ベルリン。
第二次世界大戦後、東西冷戦時代に築かれたベルリンの壁崩壊直前。

情報が重要な中で各国に諜報活動を行うスパイがいた。
イギリスのMI6、アメリカのCIA、ソ連のKGB、そしてフランスのDGSE。

情報収集に長け、言語も堪能。近接格闘にも強い。
ブロンドヘアで美貌と強靭な肉体を持ち合わせた女性。
ローレン(シャーリーズ・セロン)が本作の主役。

今回の任務は、極秘情報を持つ二重スパイ"サッチェル"を見つけ出し、情報を取り戻すこと。

裏切者"サッチェル"の正体は誰なのか?


大どんでん返し映画でした。

登場人物が多く、誰がどこに所属しているのか把握しておかないと混乱します。
初見では少し難解な映画かもしれませんが、最後まで裏切者が誰か分からなくする演出でもあるかもしれません。

もし初めてこの映画を鑑賞する方は、人物の相関図を事前に見たうえで鑑賞するとより本作を楽しめるのではないでしょうか。

また、この映画の魅力としてBGMの存在があります。
80年代の曲が映画の中でも多く流れます。
個人的にはクイーンが流れたのが良かったです。
サントラ欲しくなります。

シャーリーズ・セロンの容赦ない戦闘シーンは見物です。

"騙す人を騙すのは愉快だ"
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