中本時々ファマ本

ミッドナイト・バスの中本時々ファマ本のレビュー・感想・評価

ミッドナイト・バス(2017年製作の映画)
3.0
バスの運転手をするバツイチの主人公と元嫁、彼女、息子、娘の状況が元嫁の父の入院をきっかけに少しづつ変化する物語
率直な意見としてはとても気持ちの悪い家族 主演の原田泰造の演技がリアル過ぎてサイコパスの様にも見える 心の葛藤や揺れ動きが垣間見れればそういう物語として受け入れられると思うが全く感じられない
いつ人を殺すのだろう
父が入院し自分も更年期障害から目眩に悩まされ捨てた家族に助けを求め主人公に対して「優しいわね」「優しくしないで、甘えてしまうから」と都合のいい事ばかり言う元嫁だろうか
離れて東京で暮らしたまに会うような関係で美味しい料理を手土産に持たせてくれる
今の関係が壊れるならこのままでいいと言いながらもいたいけなほど尽くしてくれ、
本当は先に進みたいのに自分の都合のいい女になってくれる彼女だろうか
東京で働いていたが理由も言わずに実家に帰郷し、ストレス性のアレルギーでいつも心配の種の息子だろうか
どうしようもない彼氏と結婚を考え、仕事はアイドルのカスのようなものをしその癖1番偉そうな事を言う 分かっているようで何も分かっていない娘だろうか
一言で言うとリアル人形劇
いつ殺されるの?とずっと気になってしまうという意味では退屈せずに見れたが
二度と見ないであろう映画