猫兎ゆら

ヘルタースケルターの猫兎ゆらのネタバレレビュー・内容・結末

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

 ぼっちで映画感に見に行って、DVDでも見た作品です。

 監督が蜷川実花さんだけあって、映像がとても綺麗でした。

 そして、りりこ役の沢尻えりかさんがハマり役すぎて、とてもお美しい。りりこ役はえりか様しかできないと思います。えりか様が途中で体調を崩したとのことですが、そりゃ崩すわなってなりました。

 りりこが崩れていく様がリアル。卑猥なシーンが多々ありますが、私は不快さを感じなかったです。

 映画を見てから、原作を読みました。ほぼ原作に忠実だなと思いました。

 整形って怖いなあと思いますが、別に偏見はないです。美の為にお金をかける(自分で稼いだ限定でですが…)のは悪いことではないと思います。自分は整形しないですけどね。

「綺麗になれば強くなれる」

 確かにその通りだなと思いました。だから私は綺麗になりたい。綺麗のために努力しようと思います。

 “ヘルタースケルタ”=“しっちゃかめっちゃか”ってのが面白いなと思いました!

 はだちゃん、 純粋でめっちゃ可愛いですな。最終的には裏切りますがww
 雨の中のシーン、結構すきだったりします。

 しかし、記者会見のシーンはグロくて苦手です(^^;;

 最後の若さと美しさの話が興味深かったです。若さ=美しさだけど、美しさ=若さじゃない。ヘルタースケルターを見てから、若さと美しさについて考えるようになりました。美しくなりたい欲望。日々うつろいゆくかわいい。考えさせられる映画です。そして、何度でも見たくなってしまう中毒性のある映画ですね。良かったです。
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