刑事が爆発テロに巻き込まれるところからはじまるオカルト系サスペンススリラー。まずポスターの白衣のナースは主人公ではない。それどころかチョイ役もチョイ役だったとだけは言っておきます。
定期的に面白くなさそうな映画をあえて見るという習慣で選んだ作品で、フィルマークス上での評価が低かったから、どんなもんだろうと思いつつ見たけど、期待していたよりは酷くなかった。
つまらない映画でありがちな、神の存在をチラつかせて、無駄に宗教チックにするという定石はしっかりやってるものの、終盤はわりと盛り上がるし、見終わった後に一定の満足感はある。
ただ、面白いかと聞かれればそれは微妙で、序盤から中盤のテンポは悪いし、展開もまどろっこしいので途中で見るのをやめる人も多いと思う。