冒頭30分くらいでこんな映画観るんじゃなかったと思いました…。本当にあった事件を題材にしてるから、恐すぎるし気持ち悪いし怒りが湧いてくるし本当に気分が悪くなった。ある一家が殺しをやるわけですけど、田舎に行ったら確かにこういう人達いるわ…っていう実在感がさらに恐怖増し増し。
よく分からんとこでキレだす不良(実は恐がり故の威嚇?)の兄と父母も、弟に押し付けすぎやし、観てたらだんだんかわいそうになってきた…。家族や彼女を想う気持ちが、いやなんでそっち行っちゃうかな〜?ってもどかしかった。普通に働こうぜ!って。この街にこの家に生まれてこなければ良かったのかねぇ…。逆にもし自分がこんな家に生まれてたらと思うと恐い。主人公は自分だったかもしれない。
全員死刑、最後は納得でした。『バカじゃねぇの』の一言がスッキリさせてくれました。ありがとう(?)
あと、コメディタッチなのは何なの???おかげで感情の大混乱!!!気持ち悪い映画でした(たぶん前向きな意味で)!!!映画の作りが観やすくて最後まで観てしまいました!
間宮祥太郎さん、これが初主演作ってすげぇな!