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96時間のNのネタバレレビュー・内容・結末

96時間(2008年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

やっぱこれなんだよなぁ。

何回見ても最高のテンポの良さ。
リーアム・ニーソンのアクション映画の中だとこの作品がマイベスト。
というか自分の中でこのシリーズの印象が強すぎて、これ以降のリーアム・ニーソンのアクション映画はこのシリーズが基準となってしまっている。

ただの几帳面な父親か…と思いきや、娘の為ならエッフェル塔すら破壊することもいとわない男。
卓越したスキルと経験で地獄の底まで愛する娘を捜しに行く最強の親父。
キム関連で関わったら基本不幸になります。

母親のレノーアもいい味出してて、ブライアンの神経質さを非難しておきながら、自分の娘への甘さから娘が被害にあって泣き崩れる所では申し訳ないが、正直ざまぁと思ってしまう。
友人のアマンダは可哀そう過ぎて気の毒。
パリの街行くのが怖くなる。

キムが攫われてからのテンポの良さは異常。
キレた親父が娘を捜してパリの街を走って悪党を殺しまくる。
ハッタリからの皆殺し、拷問、元同僚を脅迫とやることなすことえげつない。
幸運を祈る、の一言で犯人特定までたどり着く執念よ。

あれだけ壊して殺して、最後は娘とにこやかに帰国はもう笑うしかない。
おそらく生涯パリ出禁だろう。
現場をはなれたジャンクロードを非難していたが、現場を離れて尚バリバリ現役のアンタが異常なんだよ…笑

リベンジ、レクイエムもスケールアップして好きだけど、純粋に父の愛がパリの街を暴走する無印が一番好き。

2024 274
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