YuTakahashi

96時間のYuTakahashiのレビュー・感想・評価

96時間(2008年製作の映画)
3.0
セガール的映画の集大成。何よりも主役のリーアム・ニーソンの存在感。身体のデカさと、終始困ったような表情がフランケンシュタインのようで、それらが怪物感に拍車をかけていたのが良かった。

アクションシーンのカットの切り替わりが激しいので、カーチェイスなどは分かりづらさを感じたが、戦闘シーンのテンポはとても良く、特に素手での殴り合いはパンチの入るタイミングが絶妙だった。

ストーリーはあってないようなものだが、ラストに関しては少しご都合主義だと感じた。肩に力を入れず90分という短さで楽しめる娯楽映画の佳作だと思う。
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