オレオ

96時間のオレオのレビュー・感想・評価

96時間(2008年製作の映画)
4.0
近年の「リーアム・ニーソン=アクション俳優」というイメージを作り上げたマスターピースですね。

脚本のリュック・ベッソンといえば、レオン、ニキータ、ルーシーなどの数々の映画で女性キャラを扱ってきた監督ですが、彼の作るキャラの中でこのブライアン・ミルズという男が1番好きです。

この映画、とにかく無駄が無い。
殺すと言ったら殺す。行くと言ったら行く。助けると言ったら助ける。惚れ惚れするほどの有言実行っぷり。
救出まで最小の手がかりをもとに最短ルートで進んでいくので、鑑賞するのにストレスが無い。
常にハラハラしながら100分近く飽きずに見ることが出来ます。
96時間 というシンプルな邦題もいいですね。
アクション・サスペンスとしては完璧なのではないでしょうか。

2,3についてはまた稿を改めたいとは思いますが、敵側の感情や私怨が入ってくると、重要なサスペンス部分がこじれてきますよね。
だから私は本作を、シリーズ1作目にして最高傑作であると思います。
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