これは教訓なんかじゃない。
度々映画化もされている不朽の名作音楽劇。
音楽隊や装置移動の場面など中からの視点があって今回の撮り方は面白かった。
どのキャラクターもユーモラスでとってもゲスいのに惹き込まれる。1920年代は女装が流行っていたらしく、怪盗グルーみたいな彼の前下がりボブが最高だった。
特にお気に入りはポリー!
彼女の歌声がとても好み。伸びが良くて繊細。なのに力強さもあって、もっともっと聴きたかった。
ロリー・キニアもよかったし、キャストはどの人も魅力的!
下半身で考える男の話だからどうしてもシモの話が多いのだけどブラック加減と色んな人のドヤ顔が面白くて、普段は苦手な種類の笑いなのに最後まで楽しめた作品。