のnきち

南瓜とマヨネーズののnきちのレビュー・感想・評価

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)
3.9
新宿武蔵野館 劇場③ A-3
(ちょっと前過ぎると思ったけど、音がMaxに感じられる席で悪くない)

原作未読。

日常にありそうなリアルな恋愛模様。
だめんず好きな女性あるある。
彼氏を支えることを生きがいにしてる感じがなんとも言えない。
彼氏に夢を託して自分は稼ぐと、相手が思うような行動を起こさないとイライラする。

一番共感できたのは、せいいちとハギオの間で揺れるツチダ。
同棲してる彼氏も大切だけど一方、過去の実らなかった想い人との再会。
あるあるだし、ツチダを見てると若かりし日の自分を重ねてしまった。

一番好きなのは、ツチダとせいいちが久しぶりに会ってせいいちの新曲を聴くシーン。

ツチダを演じたのは臼田あさ美。
想い人と彼氏の間で揺れる演技に共感。
せいいちの新曲を聴いて涙するシーンに感情移入が頂点に達した。

せいいい役の大賀。
ツチダが支えなる気持ちがわかるような演技。
夢と拘りを持ち続ける姿が可愛らしくも感じられた。

ハギオ役には、オダギリジョー。
飄々とした女好きの雰囲気がハマってて、なんとも言えない感情にさせられた。

恋愛ものでもきれいな感じではなく、日常をリアルに感じられるからこそ共感できる作品。
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