このレビューはネタバレを含みます
ツチダの揺れ動く弱い心。
思い出は美化されるっていう典型的な形。
それが、あるある!痛いほどよく分かる!ってなった。
セイイチとハギオが会うシーン、ツチダはその様子をニヤニヤと見ていて嫌な女だなぁって。スリルを楽しんでしまう危険なオンナ…でも分からなくもない。笑
ツチダは、ハギオにきっちり別れを告げたけれど、その後またどこかで出会ったらどうだろうか。私も大好きだった元彼に、ずるずるしてしまうのが良くない、とツチダのようにスッパリと別れたけど、未練は酷かったし、突然目の前に現れたらきっと泣いてしまう。。
あとは光石研さんの役の幅広さには、圧巻です。こんな役も出来るのか。
このエロオヤジ!と、少し嫌いになりました。笑
最後にセイイチが歌うシーンは、とても静かで。ツチダに感情移入してしまいツチダと一緒に泣きました。
セイイチの飾らない、なんとも言えない柔らかな表情はズルいね。
カッコ良すぎた!!