オーウェン

ビジランテのオーウェンのレビュー・感想・評価

ビジランテ(2017年製作の映画)
3.4
タイトルは自警団の意味。

暴力をふるう父親の遺産を受け継いだのは家を飛び出した長男の一郎。
次男の二郎は市議会議員に。三男の三郎はデリヘルの雇われ店長に。
一郎の遺産を巡って何とかのし上がろうとする二人の弟。

地方の暗部を描いており、何とかテーマパークを呼び寄せるため、移民を追い出そうと画策する議員というのが実にリアル。
その下にはヤクザどもが動き回り、3人兄弟も密接に関わることに。

展開からしてもバッドエンド以外ありえないような進み方。
実際そうなる者もいるのだが、事態を理解し長いものに巻かれていくという生き方もしょうがないとなってしまう。
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